感傷に浸っている余地などなかった

今週、当サイト的にあついのは上記のフラム対ハマーズ、通称裏アディックスダービーなわけですが、もうひとつ気になるのはもちろん、クマさんのJJBスタジアム帰還試合です。クラブの大英雄が、敵将として帰ってくる日。ちょうど1年前、同じ思いを味わっただけに、あの時の気分が蘇ってきます。
昨シーズン、くしくも降格圏同士の決死の戦いとなったザ・ヴァリーでのカーブス帰還試合*1は、アディックスがハマーズを前半終了時点で3-0、完膚なまでにフルボッコにしたんでした。あのあたりが、カーブス・ハマーズの最もつらい時期だった。
逆に、先日あったブラモール・レーンでのワーノック帰還試合は、ジョーダンズがブレイズ(次郎)を叩きのめしています。ジュウェルはどっちになるんだろう。

心のチーム
今週はJJBスタジアムでのウィガン戦となるクマさんですが、なにか一言を?とマイクを向けられ「ベンチを間違えないようにしないといかんな」と答えた模様。


ポール・ジュウェル・コーチ
「無意識にウィガンのベンチへ向かってしまわないよう気をつけないといけない。とくに特別な気持ちなど抱かないようにしているが、いい思い出ばかりがあるクラブだったことは確かだね」

クマさんついでに、もうひとつ。たしかに、思い出はきれいなまま箱に仕舞って、もう振り返らないのがいいのかもしれない。

いい事ないですね
クマさんがウィガン復帰を断ったことについてキルベイン選手は「2度目ってウマく行かないから賢明だった」と高く評価している模様。それをキーガンさんやパレルモの会長に向かって言ってやって欲しい。


ケヴィン・キルベイン選手
「そもそも2度目っていうのは大概うまく行かないんだよね。互いに1度は区切りついてる関係じゃない。それに戦力やチーム状況も違うし。だから引き受けなくて正解なんだよ」

あとこれも。博士、ひつじちゃんズに完全移籍しそう。

ご延長 (2)


今季限りの契約でダービーに来ている博士は、3年契約をオファーされたそうで、基本的に受け入れる模様。

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ついでにメモ。ワーノックってけっこうエピソードある人みたいなんで、暇なとき調べてみようかなって思ってる。

オラのあとみたいなもんだ
鋭い刃物でスパ〜ンとクビを斬られたロボについてサー・アレックスは「前任者が強烈だったからな」と同情している模様。


サー・アレックス・ファーガソン・コーチ
「ブライアンが気の毒だったのはよ、前任者があまりにも好い仕事し過ぎちまったからだっぺ。ニール・ワーノックのあとじゃよ、誰がやったって難しかったに違いねぇ。しかも最近じゃクラブの忍耐力も全然なくなっちまったしよ。クビだなんてことになっちまったら、ひょっとすると自信なくすかもわかんねぇけんども、ブライアンは戦う男だからよ、必ず戻ってくっぺ」

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デルビー・クマも終了しました。スコア上ではカーブスほどフルボッコにされたわけではなかったけど、完敗だったようです。以下、試合後のクマさん談。冬眠に和んじゃったけど、コメント自体は厳しいね。

デルビー・クマ
イングランドプレミアシップ第24週:ウィガン・アスレティック 2-0 ダービー・カウンティ at JJBスタジアム

ポール・ジュウェル・コーチ
「穴があったら冬眠したいくらい恥ずかしい。ウィガンで負けたからそういう気持ちになっているわけじゃなく、率直に今日のパフォーマンスを評価してそう感じている。負けるのが好きな人間など誰もいないが、全てに勝つことが出来る人間もいない。誰もがどこかで敗戦を味わうことになるんだが、それにしたって負け方というものがある。とてもじゃないが受け入れられる内容じゃないよ。プライドのプの字もない、不名誉極まりない無様さだ。今のダービーの実力はプレミアシップ・レベルから遥か何万光年もかけ離れている。今日の内容だったらサンデー・フットボールのチームにも負けるだろう。チーム内にはプレミアシップのクラブで働くレベルにない者が確かに存在する。負けて頭に来たから言ってるんじゃない。ずっと観察して来た結論だよ」

*1:いうまでもなく、パーデューにとっても、シーズン始めに率いていたクラブとの遺恨試合だった。