清貧でいいじゃない

だらだらと続いていた買収話にけりがついたみたいです。中東のお金には乗らず、現行体勢で行くと。以下、BBC

In August, the Championship club had brought in takeover experts Seymour Pierce Ltd to advise them.
But they have now decided to stay with the current regime under chairman Richard Murray.

第一感は、よかった、でした。個人的には、望んでいた結果を得た。

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未練がましいのであまり書きたくもないんだけど、アディックスの降格は、本当に最悪のタイミングだったし、昨シーズンプレミアに残れなかったおかげで、これまで積み上げてきたいろんな思惑が、一気にもろくがらがらと崩れてしまった。よりによって、プレミアで最も誠実な経営をしていたといわれたクラブがこんな憂き目に遭ったというのも、皮肉な話だと思う。でも、そんなことを言っていても仕方がなくて、今はこの状況を受け入れて、ここからどうにかしないといけない。
お金がきびしいことに変わりはないだろうし、今年上にあがれなければ、たとえば今季はなんとかリーグ参戦にこぎつけられた女子チームなんかも、いずれは本気であきらめなければいけないのかもしれない。
今は、この決断を下したマーレイ会長以下、アディックスを切り盛りする人たちの思いに、エールをおくりたいです。また最初からやり直せばいいじゃない。それでどうしてもだめだったら、その時に売ればいい。カーブス期に展開した経営陣の仕事がすばらしかったことには変わりないんだから*1、今見せてくれている意地をもう少しがんばって続けてほしい。それでだめなら仕方がないよ。責めない。
それに正直、プレミア放映権マネーを得てちょっと金満になるアディックスは見たくなかったから、無責任に応援するだけの立場からは、これでむしろよかったんじゃないかなとも感じている。ザ・ヴァリーの移転なんてことを、たとえ一瞬だけでも考えてしまった罰がきたんだよ。

*1:まあチームを強くしたカーブスがいたからなんだろうけど。やっぱり成績が伴わないと、ファンのお金って入ってこない。