けっこうかかるかもしれない

大佐の負傷について、公式にフィジオの談話が載ってた。

訳すと、「今回のスコットの怪我は11月までの負傷(膝の靭帯損傷)とはまったく別のものだ。サッカー選手というよりラグビー選手が負いがちな痛め方をしていて、実際膝の後方関節包(posterior capsule)が裂傷している」と。その上で、復帰予定は未定となっている。

試合を観ていて、クリロナの倒れてきたのが大佐の左膝だったのはあきらかだったから、靭帯を痛めてた(と思しき)右とは逆だしと思って、前回の再発ではないという期待が私にもあったんですね。なので早く戻れるんじゃないかと願ってたんだけど、別の重い痛め方をしてしまったみたいです。傷跡だらけの膝なんだろうなあ。

サッカー選手というよりラグビー選手にありがちな怪我だってあたりが、いかにもパーカーの負傷だなあと……。

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いわゆるハードタックラーにも、いろんなタイプの選手がいるんだけど、大佐の凄さ=怖さって、ひとことでいうと、特攻なんですよ。足裏見せたりヒール的に行っちゃうタックラーではないかわりに、低い重心から、からだごとすごい加速で来る。ルール違反じゃないからこそ、まっとうにやっててありえないことをやりにくるから怖いというか。

もちろん、それでも的確にクリーンヒットできる技術と身体能力を持ってるからこそ踏み切れるのでもあり、大佐のタックルは本当に観るに値する職人芸だと思うんだけど、本人や相手方にかかる負荷なども含めて、いろんな意味で危険と表裏一体なのは間違いなさそうです。

どんなことでもそうだろうけど、技術があると人間、どうしても上を突き詰めちゃうからねえ。もちろん、メンタルも付随してのことだけど。