別に悔しくなんかないんだからね

遅ればせながらのご報告ですが、ドバイ発の買収話は先方様の心変わりで、なかったことになりました。振られました。とはいえ、個人的には正直、ほっとした。
先方の心変わりといっても、噂されたような別のクラブの買収に気が変わったというわけではなくて、どうも先行きあやしいイングランドのサッカークラブ自体から手を引くような感じです。少なくとも、対アディックスの建前上では。

こうなったこと自体は、個人的には歓迎しています。地元サポーターの熱意で死地から蘇ったクラブが、投資の対象としてクラブを手に入れたい外国の人間のお金で大きくなったところで、それは本当に幸せなんだろうかと。
ただ、個人的に気がかりなのは、レポの中盤にもあるんですが、アディックスが現在、£20mの負債を抱えているという話。この返済のあてが外れた点では、厳しい状態が続いているんです。
あらゆる規模を縮小しなければならないのだったら、それもやむなしだと思う。ただ、どんなに苦しい時でも、悪いお金の扱い方だけはしないでいてほしいです。どんなときにも、気高い志だけは手放さないでいてほしい。もちろん、そういう心配をしなくてもいいクラブなんだと、信じています。