チャールトン降格

アディックスのディヴィジョン1(3部リーグ)への降格が決まりました。残念だけど、受け入れるまでです。来季ももちろん、これまでどおり応援し続けます。好きなんだからもう、どうしようもない。毎週、チャールトンの勝敗をチェックするのが、私のルーチンなんです。
しばらく前の話ですが、降格が決まった頃の公式サイトに、スタッフの人員削減についてアナウンスがありました。降格を報じたレポートよりも、こちらのほうに、しんみりしてしまった。本当に現場レベルのスタッフといった方々なのですが、一人一人のお名前とチャールトンへの貢献、そして感謝が記されていました。そういった心遣いの出るあたりに、アディックスがアディックスである矜持が感じられて、少しうれしかった。ただ、実は同じような更新を、チャールトンがプレミアから降格したときにも見ているんです。あのときからさらに、スタッフを削減したということは、やっぱりせつなかった。

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どうしてチャールトンはこうなってしまったのかというお題について、いろんなサポーターの見解があるだろうけど、個人的にはやっぱり、カーブスの勇退が急すぎた、ということに尽きます。あと1年はやってくれるだろうという見込みが、誰の心にもあった中で、そのオファーが受け入れてもらえなかったという事態。経営陣にとっても、あのタイミングでの監督人事は、青天の霹靂だったと思います。正直、あの当時のボードは責められない。
正直、カーブス勇退翌年の降格さえなければ、プレミアの膨大な放映権料の恩恵に与れていただけに、カーブス体制があと1年続かなかったことは、チャールトンの運命を根本から変えてしまったと思ってます。推測だけど、そこでプレミア放映権料に与れることを見越しての、事業拡大のプランは当時のボードにもあったと思うのね。でも、それに与れないという予測は、カーブスが残留するという見込みが生きていたうちは、なかったんじゃないか。
では、そもそもなんであの時カーブスは、どこからオファーが来ていたわけでもないあのタイミングで辞めようと考えたのか。あくまで推測ですが、個人的には、シーズン主力のマーフィーが冬の市場で移籍したこと、あれが引き金を引いてるんじゃないかと思うんです。
マーフィーがシーズン途中で移籍に踏み切り、カーブスはそれを引き止めることはできなかった。確かにスパーズ*1は魅力的なブランドだし、いわゆる Class Player を扱えなかったカーブスの力不足でもあるとは思うんだけど、ただ、あそこでなにか、カーブス自身の中に“弱小チャールトン”を率いて上を目指すことに対する、最後の糸が切れてしまったんじゃないかと感じるんです。

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制限時間が来たので、いったん落ちます。上に書いたことは手を入れるつもりはないけど、急いで書いたので、もし文章がおかしかったら、ごめんなさい。読んでくれて、ありがとうございました。
追記。キーワードつながりで拝読した、id:nonewtownさんの更新が気になりました。サッカー批評、私も読んでみよう。

*1:アディックスからスパーズへ行き、そこからさらにフラムへ移籍したんです。直接フラムへ行ったのはイエンセン