HOTY

大佐ことスコット・パーカーが、08-09シーズンの「ハマー・オブ・ジ・イヤー(HOTY)」に選ばれました。これは、ハマーズサポの投票によって決まるものです。

ちなみに大佐は、怪我で離脱する直前の1月から3月にかけて、3ヶ月連続で月間最優秀選手にも選ばれていました。フルシーズン闘えなかったことは残念だけど(結果的にハマーズもヨーロッパを逃がしてしまったし)、それでも、出た試合は心身のすべてを試合に捧げる、大佐らしい試合でのぞめたシーズンになったのではないかと思います。
サポーターが選ぶ年間最優秀選手に輝いたといえば、ニューカッスル1年目のシーズンオフもそうでした。印象もすごく重なります。あの年も、例の、Glandular Fever による離脱で、シーズン終盤は試合に出られなかった。
これから外出@フラメンコなので、帰ってきたらコメント(以下のリンク先に収録)を訳したいです。シンプルなことしか語ってないけど、パーカーらしい談話なので、訳したいなと思った。レポートの地の文で、「BOX-TO-BOXでの活躍ぶり」と紹介されているのも誇らしい。今シーズンに関しては、けっして守備専大佐ではなかった。


「素晴らしいね。僕個人にとっては大きな勲章で、選ばれたことを誇りに思う。なかでもうれしかったのは、自分達のサポーターの投票で選ばれたってことだ。本当に僕にとっては立派な偉業だし、すっかり天にも昇る心地になってしまってる」
「もしみんなが僕について、常に全力で走り回り、持てるすべてを捧げる男だと考えているのだとしたら、うれしいよ。僕は僕のやり方で試合に臨んでるだけだから、それがどんなだかってことは、自分じゃわからないものなんだ。(HOTYに選ばれたことを通じて)僕は、自分がハマーズサポのみんなが望む心意気で、試合に臨めているんだと理解してる」
「もしチームメイトの存在や監督のサポートがなければ、HOTYをとることも、いい試合を見せることもなかったと思う。今季はみんなが、素晴らしい活躍をしたんだ。まさにHOTYの候補者だらけだよ。おそらく選出も接戦だったろうね。でも、そこで自分が選ばれたんだから、本当に舞い上がるくらいに、うれしいんだ」

レポの地の文にあるけれど、最終戦のホームでのボロ戦後に、三人の息子さんを引き連れて、他のチームメイトと共にサポーターへ感謝を述べるため、グラウンドに現れたようです。目下、7月プレシーズンでの復帰を目指しているとのこと。

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リアルタイムで更新せずに恐縮だったんだけど、大佐は結局、復帰のないままにシーズンを終えています。そけい部の炎症で戦列を離れていたのですが、これが当初見込みよりも厄介で、復帰予定がずるずると延びた。ゾラによると、炎症が慢性化しているとのことで、治ったと思っても翌日にはまた症状がぶり返しているというようなことが起こるそうです。ゾラも現役時代の終わりに同じ症状を患ったらしく、自身の経験談も交えて、大佐を励ましたと語っていました。