ようやく観れました

最近、週中は携帯でネットをのぞくのが精一杯なので、現地のマッチレポや掲示板書き込み、あるいはisotopeさんの更新*1における状況の語られっぷりだけが先行してて、いったいどんなシチュエーションだったんだと、妄想込みで興味しんしんでした。
というわけで、ネットに上がっていた映像↓でさっき観ました。
ウィガン対ウエストハムのダイジェスト映像@MOTD
先に書いとくけど、得点シーンはとてもとても美しくて、かつ得点の起点になったのは大佐のスルーパスです。大佐はこの日も試合ぶりが冴えていて、スカイでもMOTMに選ばれた。KUMBではついに、「Parker is GOD」の書き込みまで目撃しました。みんな、大佐を見る目がハートになってる。出来はあいかわらず、すごいんです。以上、賞賛終わり。
というわけで、本題。この試合、主審がキャリアの浅い人だったようで荒れましてですね、要所要所で大佐がヒートアップに一枚噛んでました。まあ、若パーカー時代はホットテンパーを隠しもしないキャラだったので、こういう大佐を見ると、個人的には懐かしい気持ちでいっぱいですよ*2
で、ダイジェスト映像にも大佐が出まくりなんですが、見どころを冒頭から並べると、以下。

【1】得点シーン。大佐→DDM→ノーブル→DDM→コールと、すべてワンタッチの美しいゴール。DDM、GJ。
【2】大佐、ブラウンへの接触でカレーゲット。判定にやや不満風。まあ、わざとではないとお見受けするし(ひいき目)、ブラウンはうまくカードを引き出したのかもしれない。いずれにせよ、すべての伏線はここにはじまる。
【3】コール*3の退場宣告直前に、ブラウンの言動を目撃した大佐がカチンと来たらしく*4、彼のほうを指さしてマジ切れ。ブランブルおよびミドに押さえられる。二枚目カレーが来なくてよかった。ちなみに大佐から糾弾されたブラウンが、ここでカレーゲット。大佐、カードをカードで返した格好に。
【4】直前にニールのタックル*5を食らっていたキャタモールが、頭に血が上っていたのか、大佐に対して後ろから両足タックル。倒された大佐は打ち所が悪かったのか、物議を醸した過剰リアクションで、のた打ち回るの図。そしてキャタモールが一発レッドでセントオフ。いや、こっちはさすがに大佐の反応関係ないと思う。
【5】(もはや蛇足ですが)その後も得点チャンスの起点になったりしてた大佐。ノーブル決めてくれ。あとサビオいいよサビオ

というわけで、キレる大佐と、のた打ち回る大佐が、この試合の裏の見どころでした。それぞれ、主審にカードを切らせた。いや後者は大佐の反応関係ないですよたぶん。
その、のた打ち回る図については、やりすぎじゃないかという意見もたしかにあったんだけど、まじで痛んでるふうでもあり、なんとも判断しかねる。逆に、あの大佐がフラストレーションの溜まった試合を集約していたなんて見解もあって、たしかになんて思った。

ちなみに大佐、試合終了前に交代しています。大事をとったんだと思うんだけど、今のハマーズは大佐の好調で持ってる部分が大きいので、離脱はしゃれにならない。実はベーラミに続いて、この試合でコリソンも痛めてしまったので、カーブスの杞憂じゃないけれど、今、現実問題として、ハマーズのスカッドは、かなりうすくなっています。

*1:BBCラジオという手がありましたか! 最近、ラジオ観戦はすっかりご無沙汰だなあ。

*2:デニス・ワイズ番長の胸倉を掴んだりしてたんだよ、若パーカー。あんなに背だって低いのに。

*3:この二枚目カレーがミスジャッジと指摘されています。ゾラは主審のことも擁護していたけどね。

*4:私が読んだ情報だと、主審へコールのレッドカードを促すようなことを言ったらしいです。実際、この後に主審はコールへ二枚目イエローを出した。

*5:ここでのニールはカレーどまりだったんだけど、レッドもやむなしという見解が、KUMBにでさえあがっていた。